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学校及び地域

 本校は、明治15年(1882年)3月1日、具志川小学校の名称をもって、具志川番所内に創設され、歴史と伝統を誇り、平成21年(2009年)3月1日で創立127周年を迎えた。

 本校のある字具志川は、うるま市の中央部に位置し、与勝半島への出入り口にある。また、県道75号線から枝分かれした与勝半島への結ぶ県道8号線沿いにあり、金武湾に面している。丘陵地で昔からの家並みが見られ、伝統のある地域である。学校は金武湾バス停留所から具志川海岸へおよそ300m行ったところにあり、一校・一字で児童数300名の中規模校である。

 本校を取り巻く自然環境もよく、すぐ近くに「赤山川」「具志川ビーチ」「こがねの森」「具志川城跡」があり、環境教育、総合的な学習の時間等広く活用されている。

 昭和56年3月25日にはオープンスペースを持つ校舎に全面改築され、当時として画期的な斬新な校舎であった。これは、これからの学校教育のあり方を指標におき、カリキュラムや学習形態、指導形態等が、現存建築様式に即し、個別指導やスペースの活用が図られるように考慮されたものであった。また、老朽化が著しかった「プール」も平成18年(2006年)の8月には完成し、真新しいプールとペンキのにおいがするプールで、楽しい水泳の学習ができるようになった。

 本校の保護者の職業は、公務員、会社員、サラリーマンが多くを占め、また、土建業関連の会社も経営していた。戦後一時期、首里・那覇の方が多数住居を構えていたが、社会が落ち着きを取り戻すと引き上げていった。その後は、戦前・戦後からこの地域に住居を構えている世帯が多いため、連帯意識が他の地域に比べて高い。また、子どもの教育に対して大変理解を示し、協力的である。学校環境の充実、学習環境の充実にも協力をおしまず、「わが校」という意識・母校意識が大変強い。